慢性疲労の原因|疲労回復方法はあるか? 

2020年07月18日 14:27
カテゴリ: その他

疲労回復と副交感神経


今日は当院の施術の仕方の一例をご説明します。

限られた時間の中で最大の効果を上げるために、例えば、上半身をゆるめた後にアクセスランダム波を気になる背中や腰に取り付け、その状態で次は脚をゆるめていくという方法があります。


寝ている時は立っている時と違い、足は心臓と水平に近い状態になります。心臓から下の血流が増加しやすい体勢で施術を受け、仕事の間、同一の姿勢を取ることにより特定の部位に蓄積された疲労物質を一気に拡散させ、からだが回復しやすい状態へ導きます。


デスクワーク中心の方は、肩甲骨周りや首がこりやすくなっています。希望者には背中の矯正(アンテリアソラシック)を行います。また、首回りや後頭骨下筋群をゆるめます。これにより疲労の蓄積によるパフォーマンスの低下を防ぐことを目的とします。


当院の考え方として、背骨が動きやすい状態を作るというのがあります。
そのため、背骨から離すように複数の筋肉を押圧していくという方法を採用しています。
ですから、少し痛い時があるかもしれません。その時は遠慮せずに言ってください。

トータルボディーメンテナンスの必要性

寝ても疲れが取れない。


この状態が数日間続いている場合、それは背中側にある交感神経管が圧迫されることが要因となり、
交感神経が優位になっている可能性があります。


そして、首、肩甲骨周囲の血行が悪くなり、寝返りの回数は減少します。
レム睡眠、ノンレム睡眠のリズム周期が崩れ、深い睡眠において重要な深部体温の低下が十分でないことが考えられます。
その結果、睡眠の質が大幅に低下し、朝起きた時、まったく疲れが取れてないという状態になります。
下垂体前葉から分泌される成長ホルモンが不十分であれば、肌は荒れていきます。


アスリートであれば、筋肉の回復が遅れ、次第に記録更新が難しくなってくるでしょう。
睡眠と回復は、今後さらに研究が進み、アンチエイジングへ応用されるでしょう。


疲れがとれない。リラックスできない。
それは、からだから発信されるメッセージです。
そろそろからだの調整が必要かもしれません。

また、よく眠れた。と言われることもあります。
背中が張っていると、寝返りの回数が大幅に減り、睡眠効率が落ちるという調査もあります。


睡眠に関しては、重要視してほしいです。寝ている時、特に最初の3時間で成長ホルモンが多くでると言われています。


疲労回復、肌の再生に最も重要な時間帯です。
施術を受けた後によく眠れる理由としては、副交感神経が優位になったこと、血流がよくなったことも関係していると思われます。


また、背骨の横には、交感神経管という管があり、背中の筋肉が固いと交感神経が刺激され、その結果、
リラックスしようとしても、からだが休まらない状態になっていたという可能性もあります。


結論:疲労は貯めすぎないことが重要です。

筋肉がかたくなると毛細血管が圧迫され血流が悪くなります。そうなれば痛みや疲労物質は流れにくくなり、酸素や栄養分の供給は少なくなります。

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