坐骨神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、間欠性跛行について 

2020年07月18日 14:15

坐骨神経痛、ヘルニア、脊柱管狭窄症、間欠性跛行について

まずは、基本的なことをおさえていきましょう。
からだを前に倒すと痛みがでる。この場合は、椎間板に問題があることが多く。椎間板症、椎間板ヘルニアの可能性が高いといわれています。逆にからだを反らすと痛みがでる場合、脊柱管狭窄症、または椎間関節症の可能性が高いといわれています。


この4つだけを考えた場合、坐骨神経痛神経痛がでるのは、椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症で、
椎間板症や椎間関節症は腰部に痛みがでます。


ただし、これらは大まかな目安として考えてください。
椎間関節炎がある場合は、からだを斜め45°に反らすテストをして、痛みが増せば、可能性はより高いと言えます。


間欠性跛行※は脊柱管狭窄症特有の症状と考えられます。


※間欠性跛行:歩くにつれ次第に腰や脚が痛くなったり、力が入りづらくなり歩行が難しくなるが、腰を丸めるようにして、しばらく休んだり、座ったりすると、再び問題なく歩けるようになる症状のこと



コックスベッドは、上記のような症状があるけれど、背中を丸めたり、しばらくしゃがんだりして休むと症状が緩和する初期の症状の人には特に受けてほしい施術です。


このベッドは、椎間関節を広げるように背中を丸めたり、痛みがでている方の椎間孔を広げるような角度で、腰周辺の硬くなった筋肉を緩め、血行を促進することを狙っています。


血行がよくなることにより、老廃物や痛みの物質が流され、酸素や栄養分が供給されやすいからだの状態を作ることができれば、症状は改善される可能性があります。


【脊柱管狭窄症、椎間関節炎の場合】

通常、脊柱管狭窄症、椎間関節炎はからだを反らすと痛みが増し、丸めると軽減します。このような症状の方は、コックスベッドを使い動きの悪くなった関節の可動域を広げると同時に、周囲の筋肉をゆるめていきます。


腰椎は5つありますので、5ヶ所それぞれを押さえながら行う方法と、最も負担がかかり、ダメージを受けやすい腰椎4番目、5番目を重点的に行う方法があります。動画ではわかりにくいため入れませんでしたが、例えば右足に坐骨神経痛がでている場合、右側の関節を広げながら、屈曲(腰を丸める)させる方法もあります。


また、脚長差がある場合、ドロップベッド(別の専用ベッド)を使うと短時間で脚の長さが揃います。
まとめますと、コックスベッドを使い、関節、筋肉、軟部組織を柔軟にします。血流がよくなれば、痛みや老廃物はそこに留まることなく流され、酸素や栄養分は供給されやすくなります。


ドロップベッドを使い、脚の長さを揃えれば、理論上、腰の負担は軽減されます。痛みがでている時は、脚の長さをきちんと揃えたた方がよいという考えです。(実際には3センチ以上ある方も多いです。)

脚の長さに違いがある原因として、まず、仙骨、腸骨のつなぎ目である仙腸関節を疑います。腸骨が後方、下方変位していることが多いと考えられます。

この場合は上記のドロップベッドを使います。高齢者や骨の弱い方でも問題なく受けられることがメリットです。

それ以外は、股関節の可動域を確認する場合もあります。時々股関節が痛くなることがある、違和感がある方は事前に教えてください。股関節に問題がある場合、可動域に制限があることが多いです。
また、可動域がほぼ同じではあるけれど、あるところまでくると「カツン」とぶつかるように硬く感じる方もいます。

いずれにせよ、その場合は股関節の調整をします。

通常のストレッチ以外にも関節包内運動の理論を用いて調整をすることもあります。

股関節に限らないことですが、セルフケア、最低限のストレッチ、体操、エクササイズは必須になります。

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