以前、私が所属しているカイロプラクティックの協会の会合で、画像と痛みは一致しないということを主張したところ、大先輩にお叱りをうけてしまいました。
「医師でもないのに偉そうな発言をするな」
というわけです。
私は、「処方された薬に対し飲むな」
などの医師法に抵触する発言は一度もしたことはないつもりです。
しかし、手術の前にいくらでも方法があることを知ってほしいのです。
手術は最後の手段だと考えてます。
また、全てがカイロプラクティックで解決されるという考えもありません。
そのための見極めはたいへんなのですが、別の医師に診ていただくことにより手術が回避されるケースはあります。
私は知っていることをお伝えするので、その情報を得て、考えてほしいのです。
一ヶ所からの情報を鵜呑みにすることは危険だし、手術をすれば元のからだには戻れません。
膝が痛くても、痛みの原因が膝にはない場合があります。
脚のしびれと腰椎の狭窄とは原因が一致していないこともあります。
多くの人は、このことを理解していないのです。
「手術すべき」
と言われるととても不安になります。
そして手術することを決断されます。
しかし、必要なのは、正しい情報を得ることです。
私は手術が不要だというつもりはありませんし、説得するつもりもありません。
正しい情報を伝えたいのです。
多くの人は医師に手術は早急には必要でないと言われると、とても安心します。
そしてリハビリや運動を前向きに取り組みます。
「手術はもっと慎重に考えるべき」
なのです。