自律神経の乱れ 安保理論とアドラー心理学

2020年07月17日 12:17

怒りや悲しみは免疫力を低下させる

まずは、簡単に安保理論のご説明をします。
安保先生は、新潟大学で長年、自律神経と免疫の関係を研究していた方です。
 
 
「自律神経のバランスの乱れが病気の原因」と主張されています。


その根拠は、自律神経というのは、活動する時とリラックスする時で交換神経が優位になったり、副交感神経が優位になったりするわけですが、交感神経が優位になるとアドレナリンが多くでて、その受容体を持つ白血球の中の顆粒球が活性化する。
その逆で、副交感神経が優位になるとアセチルコリンが多くでて、その受容体を持つ白血球の中のリンパ球が活性化する。というものです。


心拍数を早くしたり、血管を収縮させたりというのは、自律神経が自動的に行っているのです。
白血球の中には、顆粒球とリンパ球が存在し、およそ3:2ぐらいの割合がよいとされています。
この割合は厳密には考えないでください。個人差もあると考えられています。


しかし、現代人の中には、リンパ球の割合が少なすぎる人が時々見受けられますが、実はそこに体調不良や生活習慣病の原因が潜んでいるのではないかと思われるのです。


では、具体的にはどういう人なのか。
不安が多い人、悩みが多い人、時間に追われている人、お金の返済に苦しんでいる人、極端に睡眠時間が短い人、すぐ怒鳴る人、家庭に戻ってもこころが休まらない人、仕事の悩み、健康の悩み、子供の悩み、親の悩み、結婚の悩み、こういったことがあげられます。


多くの人はこころの中にひとつは、悩みや、苦しみを抱えています。
しかし、その悩みや苦しみが限界に近づくと、からだからメッセージがでて、体調不良という形で表れ始めます。
放置していれば、病気になりやすくなるでしょう。


そこで、心理学者アドラーの考えを拝借します。
ここでは、「課題の分離」一点に絞ります。
アドラーは、すべての悩みの原因は、「人間関係」にあるといいます。
そして、自分の悩みをそれが本当に自分悩みなのか、それとも自分の悩みではないのか、それを分離しろと主張しています。
「自分の悩み」と「他人の悩み」をわけなさい。それが「課題の分離」です。


例として、馬の話がでてきます。


あなたが、馬を水辺に連れて行く。
馬は大抵は水を飲むでしょう。


しかし、馬は水を飲まない時もある。
けれども、それは馬の勝手であって、ほっとけばよい。
あなたの仕事は馬を水辺に連れて行くことなのだから。


あなたの『課題』は、馬を水辺につれていくこと。
水を飲む、飲まないは、馬の『課題』 というわけです。


多くの悩みは解決しないまま
こころの中にそれを抱えながら日々を送ることになる、


これが厳しく悲しい現実でしょう。


しかし、アドラーの課題の分離という考え方を知り、うまく使えれば、少しはこころが軽くなるかもしれません。


ぜひ、気持ちを整理する。考え方を変える。開き直る。
こういったことで、こころの負担を減らしてください。


結論:悩み過ぎはいけません。
悩み過ぎると、白血球の力が低下します。
つまり、免疫力を落ちるということです。
   

時々、こころから大笑いするといいですよ。
では、また。

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