この事実ご存じでしょうか。
まずは、虫歯から見ていきましょう。
虫歯は、食後の口の中の酸化により、歯が溶けることが原因でおこります。
しかし、心配しないでください。
口の中では、食後、約2時間かけて歯の再石灰化により、修復されます。
ですから、食事と食事の間を十分に空けることが重要になります。
朝、昼、晩に加えて3時のおやつ、というような食事のとり方であれば、問題ありません。
アメをずっとなめている、甘いコーヒーやジュースをちびちび飲み続ける。
御菓子を食べながら仕事をする。風呂上りのジュースが習慣になっている等です。
このような場合、唾液が1〜2時間かけてせっかく歯を修復(再石灰化)しようとしている途中で、
次の糖分が入るため、口内が再びpH5.5以下の酸性に逆戻りしてしまいます。結果として1日中ずっと歯が溶
け続けることになります。これが虫歯の一番の原因になります。
水分を取るなら、水、麦茶、ブラックコーヒー等、糖分が入っていない物にするべきです。
また、水分が不足すると、唾液の量が少なくなるので、午前、午後、夕方と時々、水分補給するのが望ましいです。
歯周病は、プラークを放置することにより、おこります。
そして、プラークは24時間に一回取らなければ、歯石になってしまいます。
(あえて大げさに言っています)
そして、プラークが特に増えやすいのが、「夜寝ている間」です。
寝ている間は、唾液の量が少なくなるからです。
3か月に1度、歯石を取りに行ったとしましょう。
すっきりするかもしれません。しかし、24時間後にはプラークが溜まります。
そして付着したプラークが毒素を出し、歯茎に炎症を引き起こし、歯周病を進行させます。
プラークは唾液に含まれるカルシウムにより硬化し、歯石へと変化していくので、歯磨きをおろそかにしていれば、歯石を取っても、新たな歯石が徐々に溜まります。
歯石がついている場所は、歯磨きが不十分なところです。そして、歯石がついているところにはプラークがよりつきやすくなります。
歯磨きの仕方を再学習しない限り、磨けていない箇所は、いつまでたっても磨けてないままです。
歯周病は、一日一回、寝る前に、しっかり歯を磨き、プラークを取り除くことで、防ぐ。
これが結論になります。
歯と歯の間の歯茎の炎症が、実はもっともおきやすいのです。
そして、この部分は歯ブラシでは磨けません。
これを防ぐには、フロス、歯間ブラシになります。
しかし、これらを重要だと考えている人は、まだまだ少数派です。
正しい情報が伝わっていません。
コンビニより、歯科医が多いといわれる日本、しかし、高齢者の歯の本数は、スウェーデンより、かなり少ないのです。
根本的に考え方を見直す時期に来ているのです。
予防に力を入れないと、健康寿命も歯の寿命も長くはならないのです。