歯磨きで虫歯を防ぐことはできない

2026年07月09日 10:52

歯磨きで虫歯は防げない。 歯石取りで歯周病は防げない。

この事実ご存じでしょうか。
まずは、虫歯から見ていきましょう。


虫歯

虫歯は、食後の口の中の酸化により、歯が溶けることが原因でおこります。
しかし、心配しないでください。

口の中では、食後、約2時間かけて歯の再石灰化により、修復されます。

ですから、食事と食事の間を十分に空けることが重要になります。

朝、昼、晩に加えて3時のおやつ、というような食事のとり方であれば、問題ありません。

だらだら食い・だらだら飲みをやめる

アメをずっとなめている、甘いコーヒーやジュースをちびちび飲み続ける。
御菓子を食べながら仕事をする。風呂上りのジュースが習慣になっている等です。

このような場合、唾液が1〜2時間かけてせっかく歯を修復(再石灰化)しようとしている途中で、

次の糖分が入るため、口内が再びpH5.5以下の酸性に逆戻りしてしまいます。結果として1日中ずっと歯が溶

け続けることになります。これが虫歯の一番の原因になります。

水分を取るなら、水、麦茶、ブラックコーヒー等、糖分が入っていない物にするべきです。

また、水分が不足すると、唾液の量が少なくなるので、午前、午後、夕方と時々、水分補給するのが望ましいです。

歯周病

歯周病は、プラークを放置することにより、おこります。
そして、プラークは24時間に一回取らなければ、歯石になってしまいます。
(あえて大げさに言っています)

そして、プラークが特に増えやすいのが、「夜寝ている間」です。

寝ている間は、唾液の量が少なくなるからです。

定期的に歯石を取っても

3か月に1度、歯石を取りに行ったとしましょう。

すっきりするかもしれません。しかし、24時間後にはプラークが溜まります。

そして付着したプラークが毒素を出し、歯茎に炎症を引き起こし、歯周病を進行させます。

プラークは唾液に含まれるカルシウムにより硬化し、歯石へと変化していくので、歯磨きをおろそかにしていれば、歯石を取っても、新たな歯石が徐々に溜まります。


歯石がついている場所は、歯磨きが不十分なところです。そして、歯石がついているところにはプラークがよりつきやすくなります。

歯磨きの仕方を再学習しない限り、磨けていない箇所は、いつまでたっても磨けてないままです。



歯周病は、一日一回、寝る前に、しっかり歯を磨き、プラークを取り除くことで、防ぐ。

これが結論になります。

歯周病予防は、まず、歯と歯の間

歯と歯の間の歯茎の炎症が、実はもっともおきやすいのです。

そして、この部分は歯ブラシでは磨けません。

これを防ぐには、フロス、歯間ブラシになります。

しかし、これらを重要だと考えている人は、まだまだ少数派です。

正しい情報が伝わっていません。


コンビニより、歯科医が多いといわれる日本、しかし、高齢者の歯の本数は、スウェーデンより、かなり少ないのです。

根本的に考え方を見直す時期に来ているのです。


予防に力を入れないと、健康寿命も歯の寿命も長くはならないのです。

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