四十肩・五十肩 肩関節周囲炎 肩の痛み 

2019年12月18日 12:05

関節包内運動とは

当院では、肩の痛みの多くは関節を覆っている関節包にあると考えています。


痛みが生じる際には、筋肉そのものよりも、肩の内部で細かい傷がつき炎症がおき、これらが修復する際に、繊維が短くなり、関節包が縮み硬くなると考えます。


そうなると、関節の動きを滑らかにする役目である、滑液(かつえき)がうまく循環されなくなり、
可動域の減少がおき、また動かす際に内部での摩擦が増します。


こうなると痛いから動かさない、動かさないからよくならない。
というように負の循環が続いてしまいます。


当院では、関節包内運動というのを重視しています。
これは、従来のストレッチや、痛くても我慢して動かさなければいけないという考え方とは少し異なります。
関節を正常な状態に回復させるためには、関節内部での動きの制限を取り除く必要があります。これは本来、健康な関節がもっているべき関節の遊びというのを取り戻すことです。


肩の関節は球関節という形状ですが、その関節の動きを理解するには、凸の法則、凹の法則、関節内のすべりを理解しておく必要があります。


また、インナーマッスルといわれる肩回りの4つの筋、肩甲下筋、棘上筋、棘下筋、小円筋のエクササイズを行う必要もあります。
エクササイズはチューブ、ダンベル、水中などで行うことができます。外旋は棘下筋、内旋は肩甲下筋、外転は棘上筋のエクササイズになります。
小円筋は棘下筋と筋肉の走行がほぼ同じなのでセットで考えます。


エクササイズにはこつがあります。
まず、これらのインナーマッスルの筋力は小さいので、負荷は少なくして行います。また、アウターマッスルである三角筋をなるべく使わないようにして、より深いところにあるインナーマッスルを動かすことが重要になります。


これらのエクササイズは、通常の筋力トレーニングとは異なり、筋肥大や最大筋力を高めるために行うものではないということを認識する必要があります。リハビリでは再教育という言葉を使っていますが、一般的ではないので、「うまく使えるようにすること」と考えればいいでしょう。負荷は小さなもので行うので一回行った後に数日休みを入れて回復させるという超回復の理論はあてはまりません。できるだけ毎日行ってください。ラジオ体操やストレッチと同じ位置付けで考えるといいと思います。

完治するのには1年以上かかる場合もあり、いやけがさしてしまうこともあります。
本当にコツコツと行う必要があります。


トレーニングが好きな人でもリハビリは苦しいです。目に見えて成果が現れるのは3か月間後と考えてください。
1、2週間でやめてしまえば、その後は肩の可動域がせまいまま日常生活を送ることになり、場合によっては手術が必要になります。


リハビリを始めるのが早いと考えられるのは、まず夜間痛があるとき、動かさなくても常に痛みがあるとき、動かし始めから痛みがあるとき、この場合は内部炎症があると感がられます。ストレッチ、マッサージなどで悪化する可能性もあります。


動かせるけど、可動域がせまい、動かすと後半に痛みがある。
この場合は問題ないと思います。


ストレッチの強さですが、結論からいうと少し痛いぐらいでないと効果はでないでしょう。
しかし、「かなり痛い」「だいぶ痛い」「とても痛い」と言われても本当の痛さは本人にしかわかりません。


まずは、「物足りない」ところからスタートして、翌日のからだの状態を確認します。痛みが増してなければ問題ないと判断します。
そして、欲張らずにだんだんと強くしていきます。痛みが増せば負荷が強すぎた、悪化していなければ問題ないと考えられます。


あせらないことが大切です。そしてからだが改善する際は右肩上がりには向上しません。また、停滞期もあると初めから思ってください。
重要なことは、そこでやめないことです。


停滞期とは逆に急に以前より腕が上がることもあります。筋肉や関節の内部での軟部組織の拘縮や癒着がうまく改善し、さらに関節内部で滑液がうまくでているとが要因と考えます。
あきらかに改善され、痛みが減少すると日常生活でも動かせるようになり、それが改善を加速させます。


ぜひ、よくなっと時の嬉しさを実感して欲しいです。
尚、ストレッチとは毎日やるものです。家族の方がリハビリ中であれば、ぜひ励ましてください。


以上、いきなり専門用語が多くなってしまいましたが、いずれにせよ、放置していてもよくならないことは目に見えています。


参考までに
球関節という関節は、哺乳類が進化の過程で後半に手にいれた物です。これにより高い運動能力を獲得することができ、哺乳類が地球上で頂点に君臨する生き物になりました。


しかし、二足歩行を選んだ人類は、肩の可動範囲をより大きくしました。
その結果、とても器用に複雑な動きができるようになりましたが、高性能な肩はほったらかしにしておくと
故障が多くなる関節になってしまったわけです。
ですから、日ごろからケアをしていかなければならない部位とも言えます。

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