脊柱管狭窄症|間欠性跛行がある場合

2020年01月28日 11:12
カテゴリ: 腰痛

脊柱管狭窄症 コックスベッド、ドロップベッドを使用した施術

通常、脊柱管狭窄症、椎間関節炎はからだを反らすと痛みが増し、丸めると軽減します。


このような症状の方は、コックスベッドを使い動きの悪くなった関節の可動域を広げると同時に、
周囲の筋肉をゆるめていきます。


腰椎は5つありますので、5ヶ所それぞれを押さえながら行う方法と、最も負担がかかり、
ダメージを受けやすい腰椎4番目、5番目を重点的に行う方法があります。


動画ではわかりにくいため入れませんでしたが、例えば右足に坐骨神経痛がでている場合、
右側の関節を広げながら、屈曲(腰を丸める)させる方法もあります。


また、脚長差がある場合、ドロップベッド(別の専用ベッド)を使うと短時間で脚の長さが揃います。


まとめますと、コックスベッドを使い、関節、筋肉、軟部組織を柔軟にします。
血流がよくなれば、痛みや老廃物はそこに留まることなく流され、酸素や栄養分は供給されやすくなります。


ドロップベッドを使い、脚の長さを揃えれば、理論上、腰の負担は軽減されます。痛みがでている時は、
脚の長さをきちんと揃えたた方がよいという考えです。
(実際には3センチ以上ある方も多いです。)


また、痛みをかばっている人に、からだが曲がった状態になっている人を多く見かけます。
骨盤を後ろから見ると中央に仙骨、その両隣に腸骨があり、それを結ぶ関節を仙腸関節と言いますが、


その付近には固有受容器という姿勢に関連する細胞があります。それらに刺激を入れ、正しい状態を再認識させるという効果も狙っています。


この刺激による効果は、長期間は持ちにくいのですが、からだが覚えてしまった悪い姿勢を断ち切り、
リセットさせる意味合いを持たせています。


尚、上記の施術は高齢の方にもからだの負担が少ないため、問題なく受けていただけます。


痛みがない場合は、5分~10分程度歩くことはよいと思います。
しかし、間欠性跛行がでている場合は逆に歩くことは要注意です。


これに関しては、別のブログで書いてあります。

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